この記事はCICで信用情報開示する方法について書いています。
信用情報開示をしようと思っても中々重い腰があがらないですよね?その気持ちはとてもわかります。
私も気になりながらも、なかなか行動できずにいました。
確かに「めんどくさいなぁ」「現実を見るのが怖いなぁ」と思ってしまいますが、今後のためにも絶対に信用情報開示はしておくべきです。
自分がブラックリストになっているのかどうか、いつまでブラックなのか分かっておかないと、将来的に困ってしまう場面に出くわします。
参考記事:シングルマザーが住宅を購入することで得られるメリット!場合によっては月々の支払いが減るケースも
でも、安心してください。
この記事では信用情報開示の方法を細かく解説しているので、「なんだ!意外と簡単じゃん」と思って、すぐに行動に移すことができます。
この記事の具体的内容を先に書いておきますね。
- CICについて
- 信用情報について
- CICの信用情報開示で確認できること
- インターネットで信用情報開示する流れ
- 実際に任意整理をしたわたしの開示結果【画像あり】
この記事を読み、信用情報開示を実際にして、まずは現状確認。そして、今後の行動について一緒に考えていきましょう!任意整理して、ブラックリスト入りしても人生終わりじゃないよ。
ちなみに私は多重債務の元旦那とともに債務整理をしました。そしてその後、離婚。債務整理後にシングルマザーになって不安いっぱいだった過去があります。
参考記事:夫婦で借金300万円を任意整理した体験談|流れや費用も徹底解説!
任意整理が怖いわけではなく、ブラックリスト入りが怖いわけではなく、自分の現状が分からないのが何よりも怖いです。信用情報開示をすることに躊躇しているあなたに、ぜひ読んでほしい内容です。
長いですが、最後までお付き合いお願いします。
CICとは
一般的に「CIC」と呼ばれているのは、株式会社シー・アイ・シーのこと。
主に割賦販売や消費者ローンなどのクレジット事業を営む企業を会員とする信用機関です。

それらの企業が会員であるということは、どういうことかを簡単に説明します。
CICは、加盟会員(企業)から、クレジットやローンに関する信用情報を収集して、別の加盟会員(企業)へ情報提供します。
つまり、CICの加盟会員同士で、「あの人は滞納しがちだ」「あの人は残債がこんなにある」などという情報を提供しあっているというイメージですね。(かなり簡単な表現にしています。)
CICの信用情報開示で確認できること
「CICで信用情報開示をする」というのがどういうことかと言うと、CICの加盟会員(企業)がローン審査の際に参考にしている情報を確認できるということ。
つまり、このCICの信用情報に事故情報(延滞、滞納、債務整理など)が載っていたら、CICに加盟している企業ではローン審査は通りにくいということが確認できます。
加盟会員は次の通り。
加盟会員の例
https://www.cic.co.jp/cic/index.html
・信販会社 ・百貨店 ・専門店会 ・流通系クレジット会社 ・銀行系クレジット会社 ・家電メーカー系クレジット会社・自動車メーカー系クレジット会社 ・リース会社 ・保険会社 ・保証会社 ・銀行 ・消費者金融会社 ・携帯電話会社 など

これらの企業への事故情報がある人、心配な人は一度確認をしてみることをオススメします。
インターネットで信用情報開示をする流れ
信用情報開示をする方法は、インターネット、郵送、窓口と3種類あります。
それぞれの方法は、メリット・デメリットがあるので、自分にあった方法で開示して下さい。
以下、簡単に流れをまとめておきます。
開示方法の中では、インターネットが最も簡単に早く開示することが可能です。受付時間は、8:00~21:45。年末年始でも利用可能です。
開示方法は以下の4STEP。
1.ご利用環境・クレジットカードの確認
2.受付番号の取得
3.お客様情報の入力
4.開示情報の表示
実際に開示してみましたがトータル30分もかからず開示できましたよ。
STEP1 ご利用環境・クレジットカードの確認
インターネット開示の場合、スマートフォンからでもパソコンからでも開示可能です。
開示可能なインターネット環境が限られていますので、公式サイトで最新情報を確認して下さい。
開示する際の手数料1,000円の支払方法が、クレジットカードまたはデビットカードとなっています。どのカードでも利用できるわけではなく、利用できるカードが限定的ですので、自分が持っているカードがあるか公式サイトにて最新情報を確認してみて下さい。
また利用できるクレジットカード名義は、信用情報開示をする本人の名義でなくてはいけません。
このクレジットカード問題がクリアできなければ、インターネットでの開示ができません。その場合は、郵送での開示か窓口での開示を利用してくださいね。
STEP2 受付番号の取得
受付番号の取得には、必ず「クレジット契約で利用した電話番号」から電話をかけなければいけません。そして自動ガイダンスに従って、受付番号を取得してください。
受付番号の有効期限は1時間だけなので、時間に余裕のある時に行ってくださいね。
電話をかける際は、受付番号6桁をメモする準備と、利用するクレジットカードを準備してから、かけて下さい。クレジットカードの有効期限を聞かれます。
STEP3 お客様情報の入力
CICの公式HPへ行き、画面に表示される指示にしたがって進んで下さい。
公式HP:https://www.cic.co.jp/index.html
受付番号を取得した時の電話番号、受付番号、クレジットカード番号、免許証番号が必要なので準備しておくと慌てなくて済みますよ。
STEP4 開示情報の表示
その後、信用情報の開示情報が表示されます。
PDFになっているので、あとで見返すためにも必ず保存しておきましょう。
毎回、パスワードの入力が必要なので、パスワードも忘れずにメモしておきましょう。
任意整理したシンママの開示情報を公開
ブラックリスト入りしているかどうかを判断するためには、「お支払いの状況」「入金状況」を確認します。
また、入金状況の欄は、「$」「P」「R」「A」「B」「C」「-」のどれかが記載されています。各記号の意味はこちら。
・$:請求どおり(もしくは請求額以上)の入金があった
・P:請求額の一部が入金された
・R:お客様以外から入金があった
・A:お客様の事情でお約束の日に入金がなかった(未入金)
・B:お客様の事情とは無関係の理由で入金がなかった
・C:入金されていないが、その原因がわからない
・-:請求もなく入金もなかった(例:クレジットの利用がない場合)
・空欄:クレジット会社等から情報の更新がなかった(例:クレジットの利用がない場合)
つまり、入金状況には「$」が並んでいれば、きちんと返済が行われている状態と言えます。
そして、わたしの開示結果がこちら。

開示結果には車のローンやスマホの分割購入なども載っていましたが、任意整理したオリコのみ載せます。

契約の種類の欄にしっかりと「保証人」と記載されています。こちら元旦那の連帯保証人になっていたものです。
そして上で説明したブラックリストの確認方法。
お支払い状況の欄には特に何も記載されていません。そして、入金状況の欄はハイフンが2個あるだけで他は空欄。
さらに、令和1年5月の記録までしかありません。債務整理の依頼をしたのは令和2年7月。和解成立は令和2年12月。そして任意整理の完済は令和11年1月。
参考記事:夫婦で借金300万円を任意整理した体験談|流れや費用も徹底解説!
なぜ令和1年5月までの記録しかないのか、それ以前の記録もなぜないのか不思議です。いろいろ調べてみたのですが、謎のままでした。
しかし、ブラックリスト入りしているような表現はどこにもないので、ブラックリスト入りしていないと思っていいのでしょうか…?

でも任意整理したのに、ブラックリスト入りしないことってあるのかな??
任意整理後にできたこと(フルタイム勤務13年目、年収350万円)
・車ローン100万円の審査通過
・スマホの分割購入ができた
・賃貸契約で家賃の保証会社の審査に通った
・楽天カードの停止→再審査に通った
これだけ色々できたんだから、ブラックリストじゃないのかなぁ???謎は深まるばかりです。
余談ですが、契約の内容:個品割賦、商品名:理容……何のローンか分かりますか?気になりませんか?そう・・・アデランスです!契約年月日である平成30年は、元旦那28歳です。お察し下さい。。。
私が連帯保証人になぜなったのか……理由はここにありました。同情心ですかね。だって28歳ですよ。ね。そういう意味では、この連帯保証人に後悔はないのかもしれませんね。
さっそく信用情報開示請求をしてみよう!
この記事では、以下のことをご紹介しました。
- CICについて
- 信用情報について
- CICの信用情報開示で確認できること
- インターネットで信用情報開示する流れ
- 実際に任意整理をしたわたしの開示結果
自分の信用情報を見るのって怖いですよね。借金、滞納、任意整理などをしていたら余計に怖いと思います。

信用情報を見たら、自分を否定されているような気持ちになってしまうんじゃないかって、ずっとずっと思っていました。
任意整理の依頼をして、1年3ヵ月。離婚して7ヵ月。それくらい経ってから、ようやく信用情報を開示することができました。
信用情報を開示した結果は、ブラックリスト入りしてないっぽいけど、本当にしてないか分からないという微妙でしたが…。
それでも、分からないまま放置しているよりも、気持ちがすっきりしました。信用情報開示がなんだか怖い…と思っているあなたに少しでも参考になればと思います。
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